2024.07.28
作品を新たに追加いたしました
「虹色に輝く蝶シリーズ 」、「虹花と蝶シリーズ」、「インコと花シリーズ」、「ダリアと蝶々シリーズ」、「花とシーサー シリーズ」をそれぞれ追加いたしました。
BINGATA ARTIST
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INTERVIEW
紅型とは沖縄を代表する伝統的な染色技法の一つで、
起源は13世紀ごろまで遡ると言われています。
アジア諸国との文化交流や本土の友禅などの影響もうけ、
今の紅型のベースになったそうです。
琉球王国時代には、国王や貴族など比較的身分の高い方々の
衣装(染色手法)として用いられていました。
江戸時代に入ると、一般でも袋物などの小物用生地として使用され、
明治時代からは主に着物や帯として普及してきました。
紅型の「紅」は色を表し「型」は模様を表しています。
シンプルな型紙からはじまる紋様に
南国の明るい日差しにも負けない鮮やかな色をのせていくことで
紅型は見る人のココロを魅了し、元気にしてくれます。
私が紅型をはじめたキッカケは、高校で染織デザイン科に入ったことです。
子供の頃から絵を書くのが大好きだったので、
紅型の鮮やかな色に惹かれてこの学科を選びました。
そこ頃はまだ伝統工芸という世界をあまり身近に感じていませんでしたが、
紅型作家として日々、紅型と向き合うなかで
伝統工芸であることの意義や素晴らしさを実感するようになりました。
私の根っこは、生まれ育った沖縄にあります。
これからも、一生、沖縄で紅型の創作活動を続けることに決めています。
先人から継承されてきた大切な伝統と時代に合わせた変化を組み合わせ、
私の伝えたい世界観を創作活動を通じて表現して行きたいと思っています。
INTERVIEW
INTERVIEW
私の創作コンセプトは「ニライカナイ」です。
ニライカナイとは沖縄で昔から言い伝えられている言葉で、
「海の彼方にある楽園、誰もが笑顔でいられる世界」を
イメージしています。
作品をご覧になられた皆様から「元気になった、笑顔をもらえた」と
お声がけ頂けた時が何よりも嬉しく、創作活動の励みになっています。
紅型の創作は、図案づくり・型彫り・糊置き・色挿し・隈取り・水元など
地道な工程の積み重ねで長い時間を要します。
すべてが一点ものなので、それぞれに個性があり、
いつも生み出せた充実感と感謝の気持ちで満たされます。
これからも、作品をご覧になられた皆様が、
少しでも明るく楽しく暮らして頂けることを願いながら、
一生懸命、創作活動をおこなって行きたいと思っています。
新垣優香(あらかき ゆうか)
1985年 沖縄県那覇市生まれ
沖縄で生まれ育ったことで伝統工芸である紅型を知り、強い日差しにも負け
ない鮮やかな色使いに魅了され紅型作家を志すようになる。
沖縄県立首里高等学校の染織デザイン科を卒業後、首里流染、玉那覇紅型工
房、沖縄県工芸指導所(紅型コース)を経て2009年に作家としてデビュー。
2011年と2012年に「りゅうぎん紅型デザインコンテスト」で2年連続大賞
を受賞。日本美術展覧会(日展)入選、日本新工芸展3年連続入選など、着実
に実績を重ねる。また、ウルグアイ(海外)や西武池袋本店、伊勢丹新宿店
などで個展(展示会)を開催。他にもヒルトン沖縄北谷リゾートのエントラン
スに飾る作品を提供するなど、伝統工芸という固定概念にとらわれない発想
(モチーフ)、技法(重ね型)、材料(グリッター)等により独特の作風が
高く評価されている。現在、沖縄(読谷村)を製作拠点とする新進気鋭の紅型
作家として注目されている。
2024.07.28
「虹色に輝く蝶シリーズ 」、「虹花と蝶シリーズ」、「インコと花シリーズ」、「ダリアと蝶々シリーズ」、「花とシーサー シリーズ」をそれぞれ追加いたしました。